20 THE RIGHT COMBINATION/Seiko and Donnie Wahlberg

 

聖子さん、世界の旅、第二弾。

1985年の「SOUND OF MY HEART」で世界旅行の下地を作り(笑)、いよいよ1990年、ワールドリリースにこぎ着けるのである。

アルバム、その名も「seiko」。

音はいかにもアメリカというか、ユーロ調ダンスナンバー中心。スコーンと抜ける感じの音が気持ちいい曲が揃う。

先行してイギリス限定でシングル「All the way to Heaven」(アルバム1曲目)をリリース。

そして、待ちに待ったseiko全米デビューシングルがこれ。

人気絶頂だったニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのドニーとデュエット。綺麗なバラードを持ってきたのである。

ビルボード54位を記録。

ヘアスタイル・・・パーマ強いんですけど・・・

19 DANCING SHOES/seiko

 

永遠のアイドル、松田聖子さん。

1980年デビュー以来、日本での活躍はご周知の通り。

デビューから5年後、海外進出を視野に入れるのである。

その足がかりとも言うべき作品、1985年リリースのアルバム「SOUND OF MY HEART」。もちろん全曲英語詩によるもので、80年代洋楽色満載のポップな曲が並ぶ。

結局このアルバムは海外でのリリースに至らなかったのだ。

しかし、イギリスで「DANCING SHOES」がシングルで先行リリースされるのである。

聖子さんお得意のメジャーコードのメロディーに、音は洋楽チック。英語発音に関して色々ご意見があったそうだが、そこは聖子さん(笑)

当時はあまり好みではなかったが、先日久々にこの曲に出会い、なんともこのノリにハマってしまいご紹介することとなる。

PV内容もご愛嬌ということで(笑)

そして、全米デビューへの道は1990年までお預け状態となるのであった・・・

18 過激な淑女/YMO

 

言わずと知れた日本のテクノポップと呼ばれるジャンルを確立したYMO。細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一という素晴らしすぎる3人。

数ある名曲の中で1980年の2ndシングル「RYDEEN」はあまりに有名。最近ではE-girlsによりカバーされた。

非常にクールな位置付けのYMOだが、1983年「かわいいおじさんたち」として7thシングル「君に、胸キュン」リリース。CMソングとなった影響もあり様々な層に受け入れられるきっかけとなる。

その流れでこの8thシングル、前作の爽やか系から一転、マイナー曲調のテクノ歌謡。

有名な話としては実はこの曲、中森明菜さんの6thシングル候補だったもので、結局「禁区」(細野さん作曲)となった。

ボツ曲となったものをYMO自身が世に送り出したのだ。

この映像、不自然な手踊りにも注目。

禁区/中森明菜

 

1983年リリースの6thシングル。

17 SHOOTING STAR/HIM

 

1995年、「噂のプロジェクト」をキャッチコピーに「BECAUSE OF LOVE」でデビューしたHIM。

のちにSPEEDのプロデュースで脚光を浴びた伊秩弘将の音楽プロジェクトであった。時代は小室サウンド全盛期、HIMは陰に隠れ埋もれていた感が否めない。

「SHOOTING~」は1996年リリースの5thシングル。

そう、八反安未果さんが1999年にカバーした原曲なのある。実はHIMの曲は数々のアーティストによってカバーされヒットしている。

「銀河の誓い」MAX、「AS TIME GOES BY」hiro(島袋寛子)、「GOD BLESS THE WORLD」知念里奈・・・などなど。

シングル7枚とアルバム2枚で1997年に解散。活動期間は2年間だが、伊秩さんの煮えたぎった才能がHIMに詰まっている。

AQUARIUS/HIM

 

1995年リリースの3rdシングル。

MAXが1999年リリースした14thシングル「銀河の誓い」の原曲。

音源だけですがどうぞ。

16 ビリーヴ/松本伊代

 

花の1982年組の一人。この曲は1984年リリースの13thシングルで、ドラマ「転校少女Y」の主題歌。女優、高部知子さんが色々あった後の復帰第一弾ドラマということもあり、かなり印象に残る曲となった。伊代ちゃんのスキウタでも上位に入る佳曲。マイナーなアップテンポ曲調で、当時大映ドラマ主題歌でも起用された外国カバー曲を思わせるが、この曲は筒美京平さんによるオリジナル。

アイドル時代の曲をたまに披露する時は「センチメンタル・ジャーニー」「TVの国からキラキラ」といったところだが・・・。

なんと「ビリーヴ」を歌う姿が!

この映像は昨年2014年BS番組で披露されたもので、30年ぶり?に生歌でちゃんと歌ってくれてます。

キー3つ下げくらいで(笑)

15 MOMI MOMI Fantastic feat.はるな愛/エイジアエンジニア

 

「ポジティブ工房、スマイル職人」をモットーに2005年メジャーデビューの4人組。彼らの曲はアップテンポもバラードもメロディアスで質の良い名曲揃い。

この「MOMI MOMI~」は2009年リリースの13thシングル、ファンタのCMソング。横綱(当時)朝青龍がファン太郎に扮し踊っていたあのCMである。

4人の元気いっぱいヴォーカルとアゲアゲチューンに、はるな愛姐さんがフューチャリング。さらに共同作詞にはアンパンマンのやなせたかしさんが。かなりの異色コラボである。

エイジアエンジニアは2012年活動休止に入る。とにかく名曲多し、検索!

金髪のSYUHEIくん、カワイ(*^^*)

14 カボシャール/田中好子

 

女優。

元キャンディーズ。

1980年に女優復帰、数々のドラマや映画でその存在感を確立する中、1984年突如歌手としてソロデビュー。ソロシングルとしては貴重な1枚となった。(のちにアルバム「好子」、五木ひろしさんとデュエットでシングル1枚出している)

キャンディーズとは違う大人なスーちゃんをお見せしたかったのか、曲はいわゆるTHE歌謡曲。じわじわと良さが染み入ってくる感じ。

曲のイメージを想像させないこのPVも貴重。

黒のレオタードで華麗に美しく、キレキレに踊ってしまいました。

13 Hey! 真昼の蜃気楼/T&Cボンバー

 

そう、「太陽とシスコムーン」のこと。オーディション番組により結成され1999年に「月と太陽」でデビュー。いわゆるアイドルグループとは一線を画し、個性的すぎる少し大人な4人によるパフォーマンスに魅力を感じた人も多いのではないか。そこそこスマッシュヒットを持つが、2000年にT&Cボンバーに改名し、改名後2枚目(通算8枚目)となるこのラストシングルがなんとも名曲。つんく♂さんお得意のアップテンポな曲にアジアンテイスト満載。PV見ながらも「ガンバレー」と応援したくなるこの気持ちはなぜ(笑)

12 Strong Woman featuring DABO/Asami

 

伝説のグループ「dos」、小室さんとタッグを組んだ「TRUE KiSS DESTiNATiON(Kiss Destination)」として活動。その後小室さんの嫁→離婚。満を持して2005年ソロデビュー、タイトルも自身を表現するかのような1stシングル。ミディアムテンポなR&Bリズムがとてもクール、ダンサーとしての力量も発揮し色気ムンムンでセクシー。Asamiさんの柔らかい声がこの手の音にとてもマッチしている。

11 ミスティー/桜田淳子

 

「スリリングな夏の体験、淳子のポップ。」というキャッチで1981年リリース、35thシングル。ちょうどこの頃「テクノ歌謡」なるものが流行り、淳子さんもその波に。初めてTVで目にした姿はあまりに衝撃的。ボディラインくっきりなピンクの全身タイツ、何かのエクササイズような振り、無機質な歌唱にネットリ感。

この曲がオリコンチャートイン最後、決してヒットとは言い難いが、後期の名曲であることは確か。

この映像はゴールドとシルバーのギラギラタイツ。スタンドマイクまでネオン化(笑)

No.1~No.10